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原野 守弘Morihiro Harano

01国際的な審美眼を身に付け、世界へ

僕は広告を中心に、クリエイティブディレクターとして活動しています。早稲田大学を卒業した後、電通に入社。最初の10年間はクリエイティブの仕事ではなく、メディアのセールスの仕事をしていました。

33歳の時に未経験のままクリエイティブの仕事をはじめ、2011年に「森の木琴」という仕事を契機に独立して今に至っております。その後はプロダクトデザイン、ミュージックビデオ、ブランディングなど、活動の幅が広がってきています。詳しくは、Webを見ていただくのが早いでしょう。
http://mori-inc.jp

OK GoのMV『I Won’t Let You Down』

僕は芸術家ではなくて、広告クリエイティブを制作するビジネスマンです。このアートサイエンス学科のラボの活動も、自分の仕事に直接参加してもらうなど、実践的なものが中心になるでしょう。また、国際的な水準の審美眼を身につけてもらうということも重視したいと思っています。みんなでよいものを探し、共有し、それについて語り合う。

そんな僕のラボの目指すところは、世界デビュー、でしょうか。いまや優れたものを作れば、それが誰の作品であっても、一夜にして世界中の関心をさらうことさえできる時代です。そこに照準をあてた審美眼を持つことが最初の課題になるでしょう。

僕にとっての「アートサイエンス」とは、好奇心、と言えるでしょう。古典的な芸術学科や職業訓練的な学科とは異なり、この学科そのものが教員の好奇心でできていると思いますし、発展していくためには、在学生、卒業生の大いなる好奇心が不可欠だと思います。

この「LAB」の連載では、自分自身の作品紹介を中心に不定期に更新していきます。よろしくお願いします。

 

原野 守弘/はらの もりひろ

WRITER

原野 守弘/はらの もりひろ
株式会社もり代表。クリエイティブディレクター。経営戦略の立案からプロダクトデザイン、メディア企画、広告のクリエイティブディレクションまで、広範囲な分野で一流の実績を持つ。代表作に『森の木琴』『OK Go: I Won’t Let You Down』『Pola Dots』など。D&AD Yellow Pencil、カンヌ広告祭 金賞、グッドデザイン賞 金賞など、国内外での受賞も多数。

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ABOUT

「Bound Baw」は大阪芸術大学アートサイエンス学科がプロデュースする新しいWebマガジンです。
世界中のアートサイエンスの情報をアーカイブしながら、異分野間の知見とビジョンを共有することをテーマに2016年7月に運営を開始しました。ここから、未来を拡張していくための様々な問いや可能性を発掘していきます。
Bound Baw 編集部

VISION

「アートサイエンス」という学びの場。
それは、この多様で複雑な時代に「未来」をかたちづくる、新たな思考の箱船です。
そして、未知の航海に乗り出す次世代クリエイターのためのスコープとして、アートやデザインなどの表現・文化の視点と、サイエンスやテクノロジーの視点を融合するメディア「バウンド・バウ」が誕生。境界を軽やかに飛び越えた、冒険的でクリエイティブな旅へと誘います。

VISUAL
CONCEPT

サイトトップのビジュアルは大阪芸術大学の過去の卒業制作の画像データを、機械学習技術によって作品の特徴を捉えた抽象化されたデータに変換し、その類似性をもとづいて3D空間上に分布させることで構成されています。これは、これまで学科という枠組みの中からその表現方法が考えられてきた従来の芸術教育に対して、既存の枠組みを取り払い、より多角的で新たな視点(=アートサイエンスの視点)をもって、大阪芸術大学を再構築する試みのひとつです。

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