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長谷川愛

2016.06.07

長谷川愛

ARTIST

正直わたしはまだArt Scienceがよくわかりません。よくわからないまま興味の赴くまま、自分に必要なものを追求していたらいまに至っています。科学もアートも既成概念を壊し、また作り上げるそんな新陳代謝を促し、普段の視点だけだと息苦しい日常から少し逸脱して自由になれる手助けをしてくれる。アートだけだと空想的で地に足がついてないところに、サイエンスの現実に則したアプローチが結びつくと、単なる妄想に根っこが生えてきて、現実に接続されて具現化される、そんなイメージ。ふと思ったのですが、アートとサイエンスに更に3つ目を足すとしたら何だろうか? そこにもまた新たな可能性がありそうです。

PROFILE
長谷川愛/Ai Hasegawa
アーティスト、デザイナー。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(通称 IAMAS)にてメディアアートとアニメーションを勉強した後ロンドンへ。数年間Haque Design+ Researchで公共スペースでのインタラクティブアート等の研究開発に関わる。2012年英国Royal College of Art, Design Interactions にて修士取得。2014年から現在MIT Media Lab,Design Fiction Groupにて研究員。(Im)possible Baby, Case 01: Asako & Moriga が第19回文化庁メディア芸術祭アート部門にて優秀賞受賞。現在同作を森美術館六本木クロッシング2016展で展示中。http://aihasegawa.info/

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「Bound Baw」は大阪芸術大学アートサイエンス学科がサポートするWebマガジンです。
世界中のアートサイエンスの情報をアーカイブしながら、アーティストや研究者の語るビジョンを伝え、未来の想像力を拡張していくことをテーマに2016年7月から運営を開始しました。ここから、未来を拡張していくための様々な問いや可能性を発掘していきます。
Bound Baw 編集部

VISION

「アートサイエンス」という学びの場。
それは、環境・社会ともに変動する時代において「未来」をかたちづくる、新たな思考の箱船です。アートとサイエンスで思考すること、テクノロジーのもたらす希望と課題、まだ名前のない新たなクリエーションの可能性をひも解くこと、次世代のクリエイターに向けて冒険的でクリエイティブな学びの旅へと誘います。

TOPICS

世界各国のアートサイエンスにまわる情報をを伝える「WORLD TOPICS」は、国内外の展覧会やフェスティバルのレポート、研究機関や都市プロジェクトなどを紹介します。「INTERVIEW」では、アーティストや科学者をはじめ、さまざまなジャンルのクリエイターへのインタビューや異分野の交わる対談を掲載。「LAB」では、大阪芸術大学アートサイエンス学科の取り組みを紹介しています。

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