2016.05.24
藤井直敬
SCIENTIST
- PROFILE
- 藤井直敬/Naotaka Fujii
- 理化学研究所適応知性研究チームチームリーダー、株式会社ハコスコ代表取締役、VRコンソーシアム代表理事。1965年広島生まれ。東北大学医学部卒業。同大大学院にて博士号取得。1998年よりマサチューセッツ工科大学にて研究員として勤務。2012年よりSR(代替現実)システムを開発し、ヴァーチャルリアリティ領域におけるさまざまな実践的取り組みを行う。
2016.05.24
SCIENTIST
世界各国のアートサイエンスにまわる情報をを伝える「WORLD TOPICS」は、国内外の展覧会やフェスティバルのレポート、研究機関や都市プロジェクトなどを紹介します。「INTERVIEW」では、アーティストや科学者をはじめ、さまざまなジャンルのクリエイターへのインタビューや異分野の交わる対談を掲載。「LAB」では、大阪芸術大学アートサイエンス学科の取り組みを紹介しています。
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僕は何がアートなのか分からないままサイエンスから徐々にはみ出していて、気がついたらアーティスト枠に入っていました。
そういう意味で個人的にはアートとサイエンスに境界は無いように思いますが、両者の融合を恣意的に行う試みはうまくいかないことが多いような気がします。
サイエンスの文脈で捉えきれない、仕方なく自分の内面から溢れ出てくるものでヒトのココロの中に踏み込んで、一生消えないモノを作りたい。そんなことはサイエンスでは無理なので、アートに手をのばすのは必然だったのかもしれません。