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ドミニク・チェン

2016.05.24

ドミニク・チェン

CATALYST

科学的な思考と情緒的な直感を矛盾するものではなく、相補的につかまえることがアートサイエンスという考え方の価値だと考えています。どちらの能力も筋肉的に鍛えることが可能で、どちらが欠けても深く、面白いことは作れないでしょう。
情報技術は時間さえかければ理系文系の垣根は関係なく習得できるし、芸術表現の系譜も広大なアーカイブを深掘りできる時代です。膨大な可処分時間があるのが社会人にはない学生の特権ですが、いかに多くの知識から自分だけの意味を摂取し、いかに多くの表現を学外の世界にぶつけられるか。小さく失敗を積み重ね、自らの表現のエビデンスを構築できれば、どんな仕事でも自分のものにできるでしょう。

PROFILE
ドミニク・チェン/Chen Dominique
1981年生まれ。UCLA Design/MediaArts卒業。博士(学際情報学、東京大学)。2008年度IPA未踏IT人材発掘・育成事業でスーパークリエータ認定。(株)ディヴィデュアル共同創業取締役、NPOコモンスフィア理事。2004年よりクリエイティブ・コモンズの普及に従事。近年はプライベート写真メッセンジャー「Picsee」(iOS)、「シンクル」(iOS/Android)などのスマホ用サービスの開発を手がける。主な著書に『インターネットを生命化する~プロクロニズムの思想と実践』『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック』など。2015年度NHK NEWSWEB 第四期ネットナビゲーター、2016年度日本デザイン振興会グッドデザイン賞「情報と技術」フォーカスイシューディレクターを努める。 (Photo: 新津保建秀)

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ABOUT

「Bound Baw」は大阪芸術大学アートサイエンス学科がプロデュースする新しいWebマガジンです。
世界中のアートサイエンスの情報をアーカイブしながら、異分野間の知見とビジョンを共有することをテーマに2016年7月に運営を開始しました。ここから、未来を拡張していくための様々な問いや可能性を発掘していきます。
Bound Baw 編集部

VISION

「アートサイエンス」という学びの場。
それは、この多様で複雑な時代に「未来」をかたちづくる、新たな思考の箱船です。
そして、未知の航海に乗り出す次世代クリエイターのためのスコープとして、アートやデザインなどの表現・文化の視点と、サイエンスやテクノロジーの視点を融合するメディア「バウンド・バウ」が誕生。境界を軽やかに飛び越えた、冒険的でクリエイティブな旅へと誘います。

VISUAL
CONCEPT

サイトトップのビジュアルは大阪芸術大学の過去の卒業制作の画像データを、機械学習技術によって作品の特徴を捉えた抽象化されたデータに変換し、その類似性をもとづいて3D空間上に分布させることで構成されています。これは、これまで学科という枠組みの中からその表現方法が考えられてきた従来の芸術教育に対して、既存の枠組みを取り払い、より多角的で新たな視点(=アートサイエンスの視点)をもって、大阪芸術大学を再構築する試みのひとつです。

STAFF

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塚田有那
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原島大輔
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Editorial Manager
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