• TOP
  • What is Artscience(FOR YOU)?

ユッシ・アンジェスレヴァ

2017.02.21

ユッシ・アンジェスレヴァ

ARTIST, DESIGNER

アートというものはいくぶん政治性を帯びますが、テクノロジーも同様に多くの政治性を抱えています。昨今では、科学的もしくはテクノロジー的に新しいことが第一義的に期待され、しばしばアートは二番手に追いやられます。こうした傾向は資金調達の構造によく表れているでしょう。つまり、科学やテクノロジーが介在するときは常に、政治的な力学と対峙することになるのです。
しかし、わたしにとって重要なのは、そこにエレガントな解決策を見つけること。エレガンス、それは美しさであり、ムーブメントであり、芸術的なアイデアでもある。またそれはプログラムコードや、機械的なソリューションの中から発見されるのかもしれません。

PROFILE
ユッシ・アンジェスレヴァ/Ängeslevä Jussi
1988年設立、1998年に株式会社化したデザインスタジオART+COMのクリエイティブディレクター。ART+COMはニュー・メディアを用いたインスタレーションや空間を設計・開発し、ビジネス、文化、研究などの分野において、世界中にクライアントをもつ。メディアデザイナー、メディアアーティスト、プログラマー、科学者など多様なバックグラウンドをもつスタッフを擁し、彼らの学際的なチームによってプロジェクトが進められる。アート表現や、複雑な情報を双方向的にやりとりするための手段として新しい技術を用い、絶えず技術を向上させ、空間的コミュニケーションやアートのための技術の潜在力を追究している。
https://artcom.de/

page top

ABOUT

「Bound Baw」は大阪芸術大学アートサイエンス学科がサポートするWebマガジンです。
世界中のアートサイエンスの情報をアーカイブしながら、アーティストや研究者の語るビジョンを伝え、未来の想像力を拡張していくことをテーマに2016年7月から運営を開始しました。ここから、未来を拡張していくための様々な問いや可能性を発掘していきます。
Bound Baw 編集部

VISION

「アートサイエンス」という学びの場。
それは、環境・社会ともに変動する時代において「未来」をかたちづくる、新たな思考の箱船です。アートとサイエンスで思考すること、テクノロジーのもたらす希望と課題、まだ名前のない新たなクリエーションの可能性をひも解くこと、次世代のクリエイターに向けて冒険的でクリエイティブな学びの旅へと誘います。

TOPICS

世界各国のアートサイエンスにまわる情報をを伝える「WORLD TOPICS」は、国内外の展覧会やフェスティバルのレポート、研究機関や都市プロジェクトなどを紹介します。「INTERVIEW」では、アーティストや科学者をはじめ、さまざまなジャンルのクリエイターへのインタビューや異分野の交わる対談を掲載。「LAB」では、大阪芸術大学アートサイエンス学科の取り組みを紹介しています。

STAFF

Editor in Chief
塚田有那
Editorial Manager
八木あゆみ
制作サポート
communication design center
Flowplateaux
STEKWIRED
armsnox
MountPosition Inc.

Copyright 2016 Osaka University of Arts.All Rights Reserved.

close

bound baw